NEMはNew Economy Movement(新しい経済の動き)の略。
国や政府に縛られない新しい経済活動を目指す仮想通貨です。
しかし、多くの人にはCoinCheckでの事件が思い浮かぶかと思います。
流出した仮想通貨というイメージがほとんどではないでしょうか。
最近のZaifの流出事件でこそ流出仮想通貨にはなりませんでした。
しかし、この仮想通貨自体がZaifと関りがある通貨なので、イメージは良くはないですよね。
主な特徴
- マイニングがなく、取引手数料が報酬として支払われる
- 総発行量の8,999,999,999XEM(発行済)
- これ以上コインが増えることはない
ビットコインやリップルなどの仮想通貨とは一線を画しています。
どちらかというとイーサリアムと毛色は近い感じです。
特徴的なのはやはり後述するハーベストと呼ばれるマイニング形式。
・チャート、価格など
価格は1ネムあたり10円を推移しています。
(2018/10現在)
時価総額は20位前後。
コインチェック事件後は一時期の順位より下の順位で推移しています。
・購入方法
入手方法としては、マイニング(ハーベスト)もあります。
しかし、マイニングにも1万XEMが必要な為購入が必要になります。
基本的には入手は購入が基本です。
しかし、日本の取引所で扱っていないところがあるので注意が必要です。
仮想通貨の取引所の口コミ・評判は下記を参考にしてください。
- bitFlyer(ビットフライヤー)の評判・口コミ
- QUOINEX(コインエクスチェンジ)の評判・口コミ
- BITPoint(ビットポイント)の評判・口コミ
- bitbank(ビットバンク)の評判・口コミ
- GMOコインの評判・口コミ
- DMM Bitcoinの評判・口コミ
- BitTrade(ビットトレード)の評判・口コミ
- Zaif(ザイフ)の評判・口コミ
- coincheck(コインチェック)の評判・口コミ
マイニング(ハーベスティング)
NEMにはマイニングが厳密には存在しません。
代わりに「PoI」という仕組みを用いています。
これはNEMネットワークに貢献すればXEMを入手できるという仕組み。
これによってXEMを入手することを「ハーベスティング」と呼びます。
※1万ネムを公式の財布に入れて、設定するだけなので非常に簡単です
将来性、今後
個人的には以下の点より伸びる要素があると思います。
しかし、どうしても事件の影響でイメージは悪いです。
- 他のコインと差別が図れている
- ネットワーク形式が特殊(PoI)
- まだ単価や時価総額が低い
コインチェック事件の影響で、ネム自体の性能以前の問題になっている印象。
また、ネムを運営するネム財団の運営方法にも疑念が集まっています。
イメージを払しょくするには「カタパルト」「Mijin」などの新機能のリリース。
他にも使いやすさを押し出していく必要があると思います。
とは言え、ネムと関わりがあったZaifも流出事件が発生しました。
追い打ち気味ですし、日本でのイメージ改善は厳しいのではないでしょうか?